(旧暦 長月廿九日)

 MS社は、どうあっても 10 を押しつけたいようで。

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1511/09/news055.html

 他のセキュリティ・パッチ等々と一緒くたに配布するって、また乱暴なことを。
 妖之佑は Windows Update を通知のみに設定してあるので回避可能ですが、自動更新にしている人は確実に 10 にされてしまいますね、これ。
「元に戻せるから強制ではない」って詭弁も白々しい。更新したり復元したりでもOSの調子を損なうことは多々あるのですから、元に戻すくらいなら最初から入れないほうがPCにとっても健全です。それを許さない時点で「強制的」と受け取られても仕方ありますまい。

 要は、MS社としては 7 も 8.1 も駆逐して、10一色にしたいのでしょう。そのほうが管理・監視しやすいですから。
 MS社にはユーザーが「お客」であるという認識がないんでしょうか。どの製品を使うかは、お客の自由意思のはずです。それを実質強制するとは……。
 これって例えるなら、ユーザーが愛車を車検に出したら勝手にエンジン積み替えられた、みたいなことですよ。そんなことしといて「お気に召さないなら元のエンジンに戻しますよ」で、すみますか?

 MS社としては「Windows は売り渡すのではなく、単に使用権を与えるもの」というスタンスなのでしょうが(たしか説明書とかにも、そう書いてあったと思う)。
 それなら、発売とか販売とか言わずレンタルとかリースとか明記すべきですよ、店頭などでも。なぜ、そうしない?
 こーゆー自分勝手で上から目線なところは中共と変わりありませんね。

 脱 I.E. がようやく実現しつつある昨今(まあ、前進した分、後退もしているような気がせんでもないですが……)。
 次は、脱 Windows だと真剣に思います。ネット世界側の環境さえ問題ないなら、妖之佑だってリンゴやペンギンを試したいですし、使ってみればきっと乗り替えたいと思うに違いありません。