小つち (旧暦 長月十七日)

 ロータリー・エンジン復活!

 まだ販売が決定したという段階ではなさそうですが、でも復活!!

 て言うか、ロータリーの火は決して消えてはいなかったのですよね。
 それが嬉しい。

 ちょいとぐぐってみて。
 なんでも、デミオのEV車に発電用として小型のREが搭載されていたのだとか。
 これも何げに凄いことですよ。ハウジング(レシプロで言うとシリンダーに相当)のサイズが異なるREを作っていたというのがね。この時点でも、やる気満々じゃありませんか。

 いえね。
 マツダのREには何種類かありましたけどね。
 もっとも大量生産されたと思われる 12A と 13B 。これ、ハウジングの断面寸法は同じなのですよ。ただ、厚みで排気量の差を出していただけで、設計としては同じ。実のところ、12A の前にあった 10A(コスモスポーツ、ファミリア、サバンナ最初期型に搭載)も同様なのだそうで。
 で、市販で唯一の3ロータである 20B(ユーノス・コスモ)や、戦闘力抜群の 26B(ル・マン制覇の 787B)も、2ロータの 13B を3ロータ化、4ロータ化したもので、ロータそのものは基本的に同一サイズだったということ。

 つまり違うサイズというだけで、マツダのREとしては異例中の異例なのですよ。
 それが電気自動車のパーツとして作られていたというのがね。マツダの負けじ魂を感じさせるじゃありませんか。

 で、今回発表されたコンセプト・カーのREも、従来と違うサイズらしい。
 これは、wktkが止まりません。

 以前なら疑問視された水素エンジンだって、燃料電池車を対象とした水素ステーションのインフラ化が進みつつある状況でなら充分にあり得ると思いますから、それこそ水素ロータリーも期待できるのではないかと♪

 まあ、出たとしても買う余力など、ございませんが……。(;^_^A





 以下、デミオEV車のREで思い出した余談。

 そー言や昔、日野のバスに空調コンプレッサーの駆動用として、すでに生産販売終了していたパブリカのEGが長らく積まれてて、このおかげでパブリカ乗りさんやヨタ8乗りさんはエンジン・パーツに対する不安だけはなかった、なーんて話があったっけ。