で、実験結果。
行けます!
これ、行けます!!
え? 何がって?
そりゃ、0号機でんがな。
0号機とループ・アンテナの組み合わせが自分的に凄かったので。
0号機のイヤホン・ジャックから取り出した音声出力を山水(橋本電気)の出力トランス ST-32 に仮配線、そこからさらにイヤホンへと仮配線してやりました。ただし、セラミックでもクリスタルでもない普通のマグネチック・イヤホン(通常ではゲルマニウム・ラジオには使えない)です。
鳴りましたよー。ちゃんと聞き取れる音量でー。
さらに、イヤホン・ジャックから、まずはドライバ・トランス ST-21 に繋いでから ST-32 に、そしてマグネチック・イヤホンへと進めてやったところ、さらにはっきり聞こえました。クリアな音です。
ST-21 は一次:10kΩ、二次:2kΩ。ST-32 は一次:1.2kΩ、二次:8Ω。
ということで途中のインピーダンスが合っていませんが、それでも効果は感じられます。
ドライバ・トランスの二次と出力トランスの一次を一致させてやれば、もっと良くなるんじゃないかと容易に想像できます。
ああ、ST-32 だけでやらないのは、ゲルマニウム・ラジオ側のインピーダンスが高くて 1.2kΩ程度では届かないそうなので。マグネチック・イヤホンは鳴りましたけどね。どうせやるなら良い結果に持っていきたいじゃありませんか。
出力は山水(橋本電気)の ST-81 が、一次:1kΩと端数なしなのでピッタリきますね。
では、ドライバで二次が1kΩなのは…… ST-20(一次:10kΩ)、ST-26(一次:20kΩ)、ST-34(一次:5kΩ)、ST-59(一次:25kΩ)、ST-73A(一次:1kΩ)くらいですか。中で ST-73A は、さすがに使えないかな。
ドライバではないですが、入力トランスだと ST-10A 〜 16 のすべてが二次:1kΩですね。
数値だけで見ると入力トランス群のどれかか、ST-26 または ST-59 あたりがよさげです……が、ST-81 ともども大須にあるかどうか。
て言うか、別件で探してて見つからなかったから ST-21 を持ってるんだってばよ。(;^_^A
もう、お判りでしょう、妖之佑の目論みなど。
(実は、やっておられるかたがたが世の中に大勢おられます)
続きは、そのうち、おいおいに。
もしも実現しましたらば。