三隣亡 (旧暦 文月十四日)

 こーゆーことってマジで、あるのですよね。

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20150602032800a&relid=1_5
時事ドットコムの記事)

『なんでも鑑定団』などでも定番のシーン。ご本人が「高価なお宝だ」とするも、ご家族が「邪魔だから捨ててほしい。まして受け継ぐなんて絶対に嫌!」と嘆くアレ。
 興味のない物であっても、ある層には貴重品ということは多々あるのです。家のスペースを無駄喰いするガラクタと決めつけず(特に遺品)、処分する前に信頼できて理解と見識のある友人・知人とともに検品すべきです。ネット情報を駆使するのも有効。
 もちろん、この際、業者の同席はNGです。お宝を見つけた業者は知らぬ顔して「これも人助け。ひと山いくらなら引き取ってもいい」とか言いますから、ほとんどの場合。

 金銭の問題だけでなく。
 こういった品々をゴミにせず後世に残すのも、現在所有している人と、その関係者の義務だと思うのです。
 例えば古美術とされる焼き物とて、もともとは欠けたり割れたりするのを気にしない生活雑器だったりするわけです。それが代々受け継がれたからこそ今、国宝とか文化財とか、あるいは歴史的文化的に貴重な資料などになってたりするわけですからね。