昨日の続き。
Firefox における cache の扱いが変わって、自分としては使いにくい件。
これは Firefox 32.0 で実施された変更で、「HTTP cache (v2)」と言うらしいです。
http://www.mozilla.jp/firefox/32.0/releasenotes/
アナクロ&アナログな妖之佑の頭では、よく判りません。リンク先の解説、英文ですしー。orz
ありがたいことに、詳細に解説してくださっているブログさんが、ありました。
http://rockridge.hatenablog.com/entry/2014/09/15/165501
技術的には改善の嵐で、良いことずくめな感じですね。
ですが、現実に、妖之佑の環境では使いにくさ絶賛倍増中なのでした。(;^_^A
で、まあ。
大胆な変更だということは mozilla 側でも認識しているようで。
従来の cache 型式に戻す方法が用意されてあるそうです。
http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=2&t=14964
現行の SeaMonkey にも同じ項目があります。つまり、SeaMonkey も戻せるということですね。
ただ、不思議なことに SeaMonkey では、そこまで不便さ……と言いますか具体的には激重さを感じないのです。多少の引っかかり感はありますけどね。
SeaMonkey に比べて Firefox だけが肥大化している証拠なのかもしれませんね。
ともかく、Firefox の ESR だけ、cache を元に戻しました。
そもそもが、頻繁な仕様変更を嫌っての ESR 導入ですからね。技術屋の積極性に真っ向反抗するこの措置は当然のことなのです♪
最新 40.0 と SeaMonkey のほうは、そのままにしてあります。v2 とやらが本当に利便性向上に貢献するのかを長い目で見るために、です。
なお。
about:config の「browser.cache.use_new_backend_temp」で v2 を無効、つまり従来型式の cache に戻した場合、そこまで読み込んだ cache は消えます。すべて読み込みなおしになります。そこは、あらかじめご承知を。
まあ、31.8.0 ESR から 38.2.0 ESRに更新した時点で cache はリセットされてますから、同じことですが(苦笑)。