山開き、小つち、三隣亡 (旧暦 皐月十六日)

「新幹線では初の列車火災事故」って、おいおい。
 国交省はバカの集まりですか?
 キ印がガソリン被って自殺したんですよ。その巻き添えでお一人、犠牲者が出てしまったんですよ。要するに、キ印が居合わせた他の乗客を刃物で刺したのと同じこと。事故じゃなく事件なのです、これは。
 こんなキ印の愚行を受けて、省庁自ら新幹線の栄光を台無しにするなんて、おかしな話です。
 JRという民間だからですかねぇ。国鉄だったら「事件」認定したのですかねぇ。

「新幹線の安全神話が崩壊した」とか言うマスコミも一部にあるらしいですけど。
 こんなの、JR側に責任なんてないでしょ。外見上は手荷物としての問題もなかったわけですし。
 鉄道で手荷物の中身をチェックなんてのは、最重要人物でも来ない限り、ありえない(海外の首相・大臣クラスを招いての政治的行事がある場合は、周辺だけでなく遠方の新幹線駅でもコインロッカーがすべて施錠され利用不可となるけどね。それでも一般客のボディ・チェックまでは、やらないな)。

 って言うか「新幹線の安全神話」という言いかた自体に悪意を感じます。そもそも、新幹線の安全性とは、運行管理についてのもので。例えば、地震が起こると震度1でも停車して線路の安全確認をする。そういった姿勢が評価されてのものであり、開業以来、一人の乗客も運行中の事故(脱線とか横転とか列車同士の衝突とか、海外ではわりと起こるヤツね)で死なせていないという名誉を誇っていたわけです。決して、犯罪対策としての「安全」を確保していたわけじゃない。
 そこをマスコミが取り違えてどうしますか。役人が取り違えてどうしますか。