九星陰遁始め、天しゃ、甲子 (旧暦 神無月廿八日)

 東金美沙子、あっさり射殺(もっと、もがけよ。無様に逃げ回れよ)。
 東金朔夜、安らかな死に顔(サーシェスには程遠い小者でしたなぁ。「おまえには失望した」と言ってやろう)。

 鹿矛囲桐斗、納得(?)して退場(あれは多くの協力者たちに対する裏切りにならないか?)。
 酒々井水絵、施設に収容。

 霜月美佳、卑怯者かつ嘘つきのまま監視官に残留(たしかに「典型的な市民のモデルケース」であり「理想的なサンプル」ではある)。
 三係監視官、シレッと生存(こいつ、常守朱に個人的恨みがあるに違いない)。

 お婆ちゃん、復活ならず……。orz



 視聴者としては、あらゆるイライラが残ったままの最終回だったと思います(一係の仲間から犠牲者が出なかったのが、せめてもの救い)。
『2』の目的は、東金朔夜よろしく視聴者の色相を濁らせることだけだったのではないかと。実際、『2』の視聴者層だけ見ればエリア・ストレスは、とんでもなく上昇したことでしょう。
 観終えての満足感ゼロ、フラストレーションMAX。ある意味、たいした作品でした。

 シビュラに自己処理機能(あの黒い殺虫剤ね)が用意されていたことは意外でした。
 つーか、シビュラに組み込まれた脳って、必ずしも免罪体質者だけじゃなかったのですね……。

 常守の反則的強さ(決して色相が濁らない点ね。朔夜の身柄を確保したマーシャルアーツの技量は、しょせん演出側のご都合主義だろうから)という謎の解明および、霜月に対する天罰は、劇場版でなされるのでしょうか。
 だとしても行きませんけどね。ネットにたくさん上がるであろう感想だけで充分。