(旧暦 神無月廿日、戎講、誓文払)

 お婆ちゃん…………。

 自分のしたことの結果から目を背けて吐くだけの卑怯者ぶりと言い、にも関わらず一係のトップでいることに固執する強欲ぶりと言い、とりあえず後輩くんは懺悔したうえで色相濁らせてしまえ。
 ひろしのほうは、楽に死なせてはならん。永井豪式の「人犬」にでもして、無様に生かし続けるのが罰として相応しかろ。

 にしても。
 婆ちゃん初登場の1カットだけで、あのシーンを予測した人がいるんですよね。あのピアスだけで。
 たいした洞察力・考察力だと脱帽します。

 てっきり三係は全滅したものと思っていましたが、まだ活動してましたか。あのシレッとした監視官が生きてて、がっかりですよ。
 て言うか、メンタル・ケア施設と言い地下鉄と言い、三係の役目って、婆ァの言いなりで動く殺し屋集団そのものじゃありませんか。思考停止したまま人殺しをするような者に人権など不要でしょ。三係の監視官野郎には、それに相応しい惨めな末路を望みます(隻眼女が、やってくれそうですが)。

 ストーリの流れからすると、私的な目的に走った東金母子は最後にはシビュラから不要品扱い認定のうえで排除されるのかな。
 この物語のカラーからしても、常守が勝利するはず、ないからね。

 あとはカムイを、どう扱うか。
 劇場版があるのだから、シビュラ、常守ともに、その健在は確定しているようなものだし。



 演出上の意図だと理解してはいますが。
 たかがアニメの表現だと判ってはいますが。
 それでも無邪気に尻尾を振る子犬をあれだけ残虐に虐待するシーンには不快感しか感じませんでした。
 東金母子が救いようのない鬼畜だとするためなのでしょうが、それでも極めて不愉快でしたね。
 演出スタッフに敵意すら憶えてますよ。マジで色相が濁りそうです(苦笑)。

 犬ネタは勘弁してほしいよ。本当に。