天しゃ (旧暦 長月十一日)

 オーディオ・ファンの端くれとしては嬉しいニュース、二つ。


http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1410/04/news012.html

 かつて、参考にしてましたよ、あれこれと。
 妖之佑にとっての最初のオーディオ教科書でしたね、これ。
 十一月六日発売予定か。憶えとこ。


http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1409/30/news052.html

 具体的に製品が出てきてましたか。
 価格的に、もの凄い代物揃いですが、中で気になるのは比較的身近なお値段のスピーカ「SB-C700」ですね。平面同軸2ウェイというのが興味をそそられます。これ、ひょっとしたら、テクニクスの名器の一つである「SB-RX70」に近いユニットなんじゃないかな、と。
 低音がどの程度出るか判りませんが、左右ペアで約十六万円というのは無理な価格帯じゃない。1980年代末の SB-RX70 が確かペアで十三万円だった記憶があるので、物価の推移を考えても十六万円は安いくらいかも(箱の大きさが違うだろうから安易な比較もどうかとも思うことは思うが……)。
 かつて欲しかったタンノイの「Stirling」なんて、最初期型でペア四十万円だったのが、現行品はペア六十万円ですからね。
 同軸2ウェイのスピーカが欲しい欲しいと思い続けている身には、今回のテクニクス製スピーカは魅力的に思えます(でも、たぶん買わずにロクハンのフルレンジで自作する方向に進みそうだな、点音源は)。
 ぶっちゃけ、C700 の同軸ユニットだけ販売してくれないかなぁ(笑)。いや冗談でなく、かつてのテクニクスはユニットだけの販売も積極的にやっており、自作派にとってフォステクスと並ぶ人気メーカーだったのですよ。