(旧暦 長月六日)

 不謹慎だと批判されるかもですが。

 それでも言います。

 どうにも皆、山を甘く見がちだと思います。
 ちょっと前にも、高齢者の団体客が軽装で登山、けっきょく凍死したという痛ましい事故(というか事件と言っていいだろ、あれ)もありました。

 冬山も火山も、古来より人々の畏れを受けた、神様でした。
 神様なのですから、軽々しく登ってはならない。
 そういうものなのだと思います。

 大自然の前に、人など無力なのです。
 だからこそ、大自然を畏れ敬うべきなのです。
 山にも、謙虚な心がけ、真摯な姿勢で臨むべきなのです。