(旧暦 葉月廿一日)

 妖之佑は、ときどきマイコンピュータの各フォルダの名前を眺めたり、ブラウザの中身(アドオンやプラグ・インなど)を見たりする習性を持つのですが。
 SeaMonkey のプラグ・イン一覧に見慣れない代物を発見しました。

Google Update」

 何それ? 入れた憶えないんですけど?

 何者なのかは名前から容易に推測できます。
 が、とにかく入れた憶えがないのですから気味悪いです。

 調べました。

 機能は予想どおり。
 で、知らんうちに入ってた原因は、Google ChromeGoogle日本語でした。これらの Google 製品を入れると、ユーザーに断りなしに Google Update もインスコされるそうです。
 しかもこれ、コントロールセンターのプログラム一覧に出てこないのですよね。よって、Windows の機能では削除できない(聞くところによると、Google ChromeGoogle日本語を削除しても、Google Update だけは残るそうで)。

 似たようなの、いくつか知ってますが。
 GTB とか、Ask Toolbar とか、Windows Search とか……。
 いずれも一筋縄ではいかない曲者で、苦労させられたものです。
 これらは単純な削除だけではすまない場合があり、消したつもりでも復活するというゾンビ性を持っているんですよね。

 GTB は、Flash Player などに同梱されているものの、入れるか入れないかの選択肢をちゃんと提示してくるから、まだいいのですが。

 かつて、Foxit Reader に同梱されていた Ask Toolbar は、ほとんど騙しのテクニックで、入れない選択をしたユーザーも入れるハメになるという……。
 これも、かつての話、Avira Free Antivirus のインスコでは問答無用で、こいつが一緒にインスコされたとか。しかも Ask を削除すると Avira の監視機能が止まるとか。
 世界中からの大顰蹙ゆえでしょうか、現行では Foxit 、Avira とも、Ask Toolbar を同梱していません……少なくとも素人の目には Ask Toolbar の姿はありません。これで、もしも、こっそり入れてるようなら両ソフトとも縁切りするしかありませんね。

 Windows Search は Windows Update のオプション扱いなので、はるかに良心的なのですが。
 一度入れると、削除に手間取る場合があるとか(風子Sヒトミが、こいつを消せなくてリカバリするハメになった)、こいつがタスクに常駐するだけで激重になるとか(風子Sヒトミが、こいつのせいで、まともに作業できなくなった)、かと言って停止させてもさせても勝手に起動するとか(風子Sヒトミが……云々)、とにかく個人的には邪魔でしかない代物でした。


 で、Google Update 。

 消すのに、今までで一番苦労したぞ、コンニャロ!

 とにかくタチが悪いと感じました。
 無断での同梱インスコもですが、コントロール・パネルに姿を見せないところとか、手作業での削除も簡単ではないところとか、こいつのお行儀の悪さはスパイ呼ばわりされても文句言えないレベルだと思いますよ。
 妖之佑の環境ではタスクマネージャーのプロセスにも名前がなく。にもかかわらず、Google Update の入っているフォルダは常にガッチリとロックされていて削除不可能。プロセス停止できなくて削除もできないのですから困ったものです。

 ぐぐって、あちこちのサイトやブログを拝見して、何とか消せましたけどね、最終的には。
 でも、たいへんでした。
 レジストリをいじらないと復活するそうですからねぇ……(て言うか妖之佑の場合そもそも、レジストリのキーを削除しないと、本体の入っているフォルダをゴミ箱に移せなかった)。これ、次に Google Chrome を更新したら復活したりしないだろうなあ…………?

 PCの内容によってはレジストリをかなり汚すようなので、面倒だと思うかたは下手に削除しないほうが、いいかもしれません。
 妖之佑は「気に入らない」という理由だけで十二分に、闘う理由となっただけですから。はい。



 Google が、どう考えているかは判りませんが。
 やはり、インストールする際、一度はユーザーに判りやすく選択肢を提示すべきだと思います。
 コントロールパネルにも、ちゃんと名前を載せるべきだと思います。