浅草寺四万六千日・ほおずき市 (旧暦 水無月二日)

 Flash Player 10.3 のセキュリティ・サポートが打ち切られたそうです。
 以降の旧ver.サポートは 11.7 で行うとのこと。

 バカか?
 11.7 なんて問題山積の ver. やんか。
 安定している 10.3 を捨てて、不安定な 11.7 で旧型サポートとするって……信じられません。

 しかも、11.3 以降に出た Firefox 上にて日本語が扱えない不具合は、まったく解決されていない。
 というか Adobe は、この件について対策を取る気がない様子。

 この状況で 10.3 を終わらせるというのは、Mozilla を使う人にとっては暴挙に他なりません。
 ますます Adobe が嫌いになりました。


 他人様に積極的に推奨するわけではありませんが。
 とりあえず。

http://helpx.adobe.com/flash-player/kb/archived-flash-player-versions.html

 ここのページで旧ver. は手に入ります。
 Windows 用 10.3 の最終型は 10.3.183.90 です。
 zip ファイルを解凍した中にある「debug」が付かない方のフォルダの中の「winax.exe」が I.E.用、「win.exe」が他ブラウザ用のはずです(いちおうインスコ成功しました)。
 ただし、サポートを切られた 10.3 にはセキュリティ上のリスクが存在することを認識しておいてください。要するに「自己責任でよろ」ということです。

 11.7 や 11.8 にある日本語の問題については、保護モードを切れば解決するとの報告はあります(私は試していません。一度 ver.アップしてしまうと、ダウングレードがめんどいのですよ、Flash Player は)。
 が、保護モードを切るには、インストールされた Flash Player のフォルダにあるファイルをテキスト・エディタで編集する、という、はっきり言って一般向けではない方法を取るしかなさそうです。Flash Player って普通の感覚で言うコントロール・パネルがないのですよね。テキスト・エディタでコントロール用ファイルを直接編集だなんてユーザーにさせることじゃない。トチ狂った仕様ですよ。

 やっぱり Adobe なんか大嫌いです。