『牙狼』
また、やるのか。
と思ったら。
鋼牙やカオルより、ずっと後の時代のようで。
鎧が黒いので別物かと思ったのだが、ザルバがいるからなあ。
流牙ってのは鋼牙の子孫なんだろうか。
それにしても相変わらずキャスティングが豪華ですね。
曰くありげな魔戒法師に、あの大友康平さん。
流牙をボルシティまでヒッチハイクで乗せてくれたおっちゃんは、なーんか見覚えあると思ってたら……パンチ佐藤さんだったとは!
そして豪華とは言えませんが(笑)、大友さんにくっついてたうちの一人も見覚えあると思ってたら、ゴーカイシルバーでしたとさ。
『刀語』
30分枠に二作品詰め込むところがあるかと思えば、こっちは一時間一作品かよ。さすがはノイタミナ、大胆なことを。
口惜しいけど面白いや。
いや、それにしても相変わらず台詞がバカみたく長い。普通なら偉い人によって無駄扱いされるレベル。
それを可としてしまうのが西尾作品の凄さだね。
無名のとき超分厚い原稿を持ち込み、そのまま刊行されるに至った京極亭然り。
創作においては初志貫徹の精神が必要不可欠だと、あらためて思う(確固たる実力と揺るぎない信念が大前提だが……)。
創作の話題ついでに。
村上春樹氏の新刊。
別に、あんなボージョレヌーボーとか『涼宮ハルヒ』とかみたいな奇をてらった売りかたせんでも普通に売ればいいのにと思う。
ざーとらしい演出による話題作りなど不要な国際的ビッグ・ネームでしょうに……。
それと、嬉しそうに並んでる購読者のかたがたもね。
ヘソ曲がりな妖之佑には失礼ながら、この賑わいが所謂「行列のできる店」的バカ騒ぎと同類に見えて仕方ないのですよ。
(そー言えば古い話、Windows 95 が世に出たときも、それが何モノなのか知らないままに販売解禁のタイミング狙いで行列に並んで購入してた人、けっこういたよな〜……)