十三夜 (旧暦 長月十三日)

 第三部……どうしようかなぁ。

 と悩むほどに気になる『まど☆マギ』劇場版の行方なのですが。


 そもそも。TV版には回収していない伏線(らしきもの)が残されていますからね。
 つまりTV版は厳密な意味では完結していない。

 一つは最終話のエピローグ。
 魔獣の群れに立ち向かう、ほむらさんの背中ですね。
 どう見ても翼が生えている様子でした。それもグリーフシードを思わせる真っ黒な色の……。


 そして、もう一つ。
 つか、これこそが未回収要素の筆頭でしょう。

 そもそも「ワルプルギスの夜」なる魔女とは何者だったのか?

 という疑問ですね。
 魔女である以上、元は魔法少女だったはずです。
 聞くところによりますと、元々のアイデアでは過去に滅んでいった魔法少女の集合体というイメージだったらしく、没案ではワルプルギスの夜の外側に構成パーツとして、マミさんらが配置されていたそうです。
 でも、没となった。つまり他のアイデアが生まれた、ということ?

 巷に個人的な考察サイトも多々ありまして。
 その中の一つに、実に詳細で理路整然としており、ものすごく唸らされた推論がありました。
 私も、その説が濃厚だと思っています。
 まあ、その内容については触れませんけどね。


 この二つの未解決要素について、きっと第三部で回収されるはずなので、観たいという気持ちが強まってくるんですよね。
 いいように踊らされてますな、制作サイドに。(;^_^A