(旧暦 皐月七日)

 小沢派は最後まで意地を通したということで。
 反対だけど離党はしないという鳩山元総理よりは立ち位置がはっきりしてて、いいですね。つか、鳩山もはっきりしろよ。

 ただ、ここで思うことは一つだけ。

 自らのマニフェストを無視して増税に賛成した議員どもや。
 党に造反して反対した議員さんたちよりも。
 棄権したバカどもを何とかすべきだと思います。
 国会の採決に票を投じず棄権するというのは議員の義務を放棄したということであり、議員でいる資格がありません。連中は即刻、辞任すべきです。辞任しないなら警察でも自衛隊でもいいから銃殺してくれてかまいません。
 このバカどもに比べれば、増税に賛成した議員のほうがずっとましです。意見表明をきちんとするということですから有権者としては判りやすい。
 ギリギリまでどっち付かずの浮動層や、最初から棄権するという連中は議員でいてもらいたくないですよ。

 ついでに言えば。
 奴らの国会での態度をしっかり記憶して、次の選挙に誰に投票するのかを決めるのは有権者の義務であり、めいめいの頭の程度が問われているのですよ。



 それにしても、小沢さんが自民を叩くために作る政党って、いつもこうなるのねん。
 つまりそれは、そもそもが頭数集めの野合政党だった、ということなのでしょうかね。
(まあ、今後の小沢派の動向を見ないと何とも言えませんが。言葉どおり本当に離党するかどうかも含めてね)

 小沢さんはいつも「二大政党政治の形にしないといけない」と言ってますが。小沢さんご自身が保守の政治家であって、基本的には古巣である自民と同じ立場です。
 本当の意味での二大政党政治を作るには、革新系・労働者寄りの政党が必要なんですよねぇ。
 連合が保守である民主を支持すること自体、根本的にまちがってますよ。
 とは言え、社民なんてバカだけの集まりだし……。
 連合そのものが政党を作るって、できないんですかね。既成政治家を排除して、連合から候補者を立てるって無理なのかなぁ。

 橋下氏が国政に動くとしても、労働者の味方をするとは思えない。
 少なくとも氏がラブコールかけている都知事は労働者の敵ですからね(東京への五輪誘致に協力しない都民は都民じゃない的な発言してますし、あのロートル作家は)。

 一部の思想の人には怒られるかもしれませんがね。
 もしも共産が二大の一角となるほどにデカくなれば、自民だって民主だって危機感を持って真面目に有権者の利益を考えた政治をやる、と言うかやらざるを得なくなるわけで。
 それでもって保守と革新とで政権の取り合いをすれば、競争原理により政治が少しずつでも良くなるというものですよ。
 社会の底辺にては、一向に暮らしが好転しない層に共産党支持者が少しずつではあるものの増えつつあるそうです。これが票の動向に影響を与えるほどになれば、それはそれで政治が面白くなると言えるでしょう。
 共産党は名前変えればいいんですけどねぇ。「共産」という名称には今でも悪いイメージがつきまといますからね。「アカ」とともに。

 かく申す私も共産主義は大嫌いです。
 もちろん社会主義も大嫌い。
 ファシズムなど論外。
 日本が早く本当の意味で民主主義になってほしいものです。
(民主なんてヘタレどもが政権持ち続けてたら、マジで大陸から侵略されて共産主義の植民地になっちまうぞ)