この『ジャイアントロボ』に入っていた折り込みチラシで知りました。
『三つ目がとおる』も完全復刻されるそうですね。
http://www.shogakukan-cr.jp/mitsume/
『三つ目がとおる』は不幸な作品でしたから完全復刻となるのはありがたいです。
なにせマガジン連載当時、当然のことKCコミックスにて単行本化されていたわけですが。タイミングを同じくして講談社が手塚治虫漫画全集の壮大なる企画を立ち上げ、「全集」と銘打つのですからもちろん『三つ目』も収録されるわけです。しかしダブらせるわけでもなく、KCコミックス版を途中終了、その続きを全集にてリリースという、読者の気持ちを無視したやりかたでした。『三つ目』を通しで読もうとすると、装丁の異なった本を読み渡るはめになったわけです。
手塚治虫漫画全集は『ブラック・ジャック』の収録も順番バラバラでしたし。「全集」と名乗りながら、内容的には「よりぬき」とか「特選」とかが相応しい程度のものが、ありました。それで、全巻揃える価値は皆無、と判断した私です。
講談社の悪口は、このくらいにしまして。
全巻購入特典が、特製の万年筆。というのも気になってます(笑)。
景品レベルなのでしょうから筆記具としての出来は知れてるとは思いますが……欲しい。
まあ、万年筆はともかく。
全巻買って、じっくり読む価値のある名作ですからね。
何とか買いたいところではあるのです。