(旧暦 閏弥生三日)

「さぁて、稼ぎますか」

 セルメダル
 ©石森プロ・テレビ朝日ADK東映


 先週土曜日から『ライダー×戦隊』が劇場公開されているわけですが。

 そんなことには、むわったく構わず(笑)。
 この間の、お正月映画だった『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』について簡単に少しばかり。

 三部構成なのは一年前のMOVIE大戦と同じですね。
 第一部にOOO。
 インターミッション的にW。
 第二部にフォーゼ。
 そして全員集合の第三部。

 フォーゼ編は、いつものとおりの熱い学園モノでした(JKが特に良い味出してました)。
 新ライダーのナデシコは、まあ観客サービスですね。
 ロケットステイツはTVにも出してほしい♪

 第三部も、まあ財団Xの陰謀ということで。
 全員集合して強敵モンスターを討つという定番。
 終盤の戦闘シーンを飛翔する機体の上でというのは、熱く燃える状況なのですが、残念なことに、そこをほとんどCGでやっているため、しかもかなり荒い映像だったので、しっかり楽しめなかったのと、目がひどく疲れました。あそこは猛省していただきたい。

『W』最終回でメモリから手を引くと言っていた財団でしたが。
 しっかり再生怪人として園咲家の面々が出てました。スミロドンもいたのに、青ナスカのみいなかったです(爆)。
 戦闘員としてのマスカレードも健在でしたし。
 財団としては、把握できたメモリ分は使い続けるということでしょうか。

 あと。
 一号〜ストロンガーの七人を「レジェンド7」と呼ぶのは……ちょっとなぁ。(;^_^A



 しかし。
 この映画の目玉は。
 個人的には第一部です!
 第一部だけでも、いいくらいです!!

 TVにて、きっちり結末を迎えた『OOO』でした。
 あれで、きちんと完結している。

 にも関わらず。
MEGA MAX』第一部は『OOO』の最終回なのでした。

 TVでもしっかり締めくくっていたものが。
 映画で、さらにしっかり締めくくられた、ということ。
 この映画で、映司とアンクの物語は、本当に結末を迎えた。それも、とっても良い結末を。

 映司の言葉「いつかの明日」が、心に響きました。

 アンクの再登場には、小林靖子さんお得意のアレを使ったわけです。観た者として、もちろん納得してます。
 TVの最終回をぶち壊しにしないあたり、上手いですよね、さすがに。

 劇中初登場のガタゴリーターは、その使い勝手の良さに「なんで、もっと早く使わなかったんじゃい!?」とツッコミ入れてましたよ(爆)。

 いや、それにしても。
 鴻上会長は、相変わらず良い味出してますなー♪
(しかもある意味、陰の功労者だもんなー)