もっと反抗期とかしてるかと思ってたら。
父親からの電話に「はい」と答えたり、自分の誕生日に帰ってきてくれると知って喜んだり。
アセムが素直な子なのに、びっくりしました。
てっきりカミーユみたく、ひねたガキと予想してましたからね(笑)。
でも、生兵法に自信があってケンカっ早いのはカミーユと同じですし。
MS部のアレなんて、カミーユが優勝したジュニアMSそのものですし。
AGE-2 は、ZとZZを足して二で割ったようなシステムっぽいですし。
今回、敵機が平和なコロニーに襲来して、主人公がやむなくガンダムに乗る。
という第一話と同じ展開なのは何ともですねぇ……。
だから無理に富野ガンダムを意識する必要なんてないのに。
少年フリットと、フリット・アスノ司令は、25年の開きというより、単純に別キャラクターですね。
変わってないのは爺さんくらいで(爆)。
一つの作品内で25年も間を開くのがそもそも無理なのだと、やはり感じます。
過去の例では、『Zガンダム』は前作から劇中で七年後、製作・放送としては六年後の作品です。だから違和感なく受け入れられた。幸せ激太りのハヤトも含めてね(笑)。
『AGE』も、フリット編とアセム編で、放送に数年でも置けばまた印象も違うんでしょうけどね、きっと。
あのスパイ転校生。
一つ気になったのが瞳です。
第一部を観る限り、UEあらためヴェイガン国民の特徴の一つとして、猫の目のような瞳があると思うのです。火星圏での風土病の影響なのか何なのか。
150年かかってそう変化してしまった体が、25年で解決したとは思いたくない……。コンタクトでも入れてるのかな?
ただ、第一部ラストにて、ウルフが「人間?」と驚愕したときの、あの少年兵は普通の瞳だったかも(はっきり憶えていない)。すると、猫の目は、どういう意味があるんでしょう?
ED映像にて、あの女子とで三人組扱いされているので。
ここから、かったるい青春モノになるのか。
『種』のキラとアスランみたいな愛憎劇になるのか。
どうしても嫌な悪寒がします。
それにしてもなぁ。
嫁さんと息子のいるコロニーが襲撃されているってのに、悠然と旅客機(あるいはチャーター機?)の座席に座っているフリットに違和感がありすぎます。
息子にガンダムを托したからって、息子の実力を信頼してるからって、眉一つ動かさないのは、いくら何でもおかしいですよ。
ED映像の暖かな子育てシーンを観る限り、例の悲劇で精神を病んで感情が欠落している、というわけでもなさそうのに。
少しくらい心配しろよ。
(こーゆー「我が子を谷底に突き落とす」獅子的独善的父親と言うと、『Vガンダム』のハンゲルグ・エヴィンがいましたけどね)