(旧暦 葉月十八日)

 今期の最高アニメと言って、いいかと思います。
 シュタインズ・ゲートの選択、満喫いたしました。

 ラストの再会は、お約束ではあるものの、あの形が一番いいと思いますね。

 にしても……劇場版ですか!?
 原作を知らないのでアレですが、何をやるんでしょ?
 まだ原作にはエピソードが残されてるんですか? それだと、かなり欲求不満になりそうです(苦笑)。

 

 さて。
 ネ申認定させていただきましたが。

 実のところ。
 頭の悪い妖之佑には理解できていない部分が、あります。

 最終的に、まゆしぃ☆も助手も死なずにすむ歴史こそが、そもそもの世界線であることは、助手を刺殺した犯人を見れば明らかです。助手の死が、実は未来からの干渉によるものでしたからね。
 その干渉によって助手が死んでしまうと、中鉢が論文を露西亜に持ち込み、世界規模でのタイムマシン開発戦から第三次世界大戦へという流れになる。
 さらに、ここでオカリンが遺体目撃のDメールを送ると、それが SERN の情報網に引っかかり、ラウンダーによるラボ襲撃、まゆしぃ☆の死、助手はタイムマシンの母となり、SERN が世界を支配する、という展開になる。

 ここで。
 オカリンのDメールが、どう影響して助手が死なずにすんだのかが判らない。
 これが一点目の疑問。

 で、二人とも救うために、世界を欺く。
 つまり、助手は死んでいないが、誤認させ「死んだ」というDメールを送信させることで、世界大戦も SERN の恐怖政治も回避できる。
 ……どうして?
 ここが判らない二点目なのですよ。

 Dメールを送ると SERN がキャッチ、電話レンジ(仮)の存在を知ってしまう。
 だから、むしろ助手を救うと同時に、Dメールは送信させない(と言うか、普通に助けるだけならDメールが送信される状況にはならない)、というのが正解な気がしてならないのです。
 中鉢が持ち去った論文の件は、メタルうーぱを出させないことで解決しますし。
 Dメールを送らせなければ、SERN は何も知らずに動かないですし。

 なぜ、わざわざ、あんな危険を冒してまで、その時間のオカリンに誤認させる必要があったのか……どうしても判りません。
 どなたか、頭の悪い妖之佑に教えていただけませんか?

 

 それにしてもサー。
 ハッピー・エンドとは言え。
 SERN は、やっぱりタイムマシン開発の野望を持っていて、情報収集を続けているでしょうし。
 その SERN 配下のFBは、いまだラボのすぐそばに存在しているわけですし。
 そのFBの部下、つまりラウンダーの一員も、よりにもよってFBと一緒にいるわけですし。
 一触即発な、きわどいバランスのうえに成立した危うい“平和”なんじゃないかと思えてしまいますね。