(旧暦 水無月廿七日)

 中国の高速鉄道事故、どんどん話が、とんでもない方向に進んでいるようですね。
 事故車両を埋めてしまおうとしただけでも酷い話なのに、今度は被害に遭った乗客の人数が計算と合わないとか何とか。
 政府が被害状況を少しでも軽く見せるべく、秘密裏に**を****ということ?
 政府側の卑怯な報道規制にも関わらず、中国のマスコミは政府批判の論調を緩めず、その影響で大規模な抗議やデモも起きているとか。

 むー。

 この状況、日本はウカウカしていられません。
 このまま人民による中央への突き上げが進み、上がそれを制御できないようなら。
 奴らはきっとまた、あの手を使います。
 そう。民衆の怒りが向く方向を変えるための手だてをね。要するに政府に向いているベクトルを変えるんですよ、日本に。

 簡単に人民の目を鉄道事故からそらすには、領土問題が一番でしょう。
 前にやったようにまた、漁師に化けた海軍兵か情報部員を尖閣あたりに送り込み、海上保安庁と一悶着起こすくらい、してきますよ。
 これが起きると途端に、中国人民は一丸となって日本批判に転じますから。怒髪天な事故被害者とそのご家族だけは騙されないでしょうが、事故に直接関係ない大半の人民は、こうしていとも簡単に操作されるのです。

 本来なら、日本政府は既にこの予測をしたうえで情報戦を展開していなければならないのですが……トップがダメ菅だからなぁ。
 また、してやられるんじゃないかと不安です。

 他国・他組織に怒りの矛先を向けさせる、というこの手の民衆操作は、どこの国家でも行う常套手段ですから、別に中国政府だけが取り立ててズルいというわけでもないんですけどね。

 大きなのは、あれです。ホワイトハウスが行った真珠湾の陰謀。
 当時、戦争に否定的だった U.S.A. 市民の世論を開戦賛成に転じさせるべく、日本に先に手を出させ、しかも前もって知っていた情報を伏せておき、わざと大規模な被害を被った。
 U.S.A. に限らず、どこの国民でも自国本土が攻撃されて怒らないなんてことはありませんからね。あっさり一丸となって「敵を叩き潰せっ」となるわけです。
(※ ホワイトハウス真珠湾攻撃計画を知っていたのは、まずまちがいないでしょう。当時、ナチス自慢のエニグマをも解読していた連合国側です。日本の幼稚な暗号など、とっくの昔に筒抜けですよ。頭が良い人ほど、知っていても知らないふりをするものです。ここぞというときに切り札として使うためにね)

 個人的には、あの「9.11」だって怪しいと思ってますよ。
 当時のブッシュ政権タリバンを叩く大義名分が欲しかったですからね。
 しかもブッシュ大統領は、湾岸戦争を喜んでやらかしたブッシュ大統領のご子息。つまりは戦争大好き親子ですからねぇ。