星に願いを……たって雨ですから、しっかりと。
だからサー。
七夕は旧暦じゃないと無理なんですってばー。
新暦だと梅雨の真っ直中なんですからー。
あ、さて。
オカリンが星に願うなら、やはり、まゆしぃ☆の無事でせう。
先週はアバンを含めて三度殺されたまゆしぃ☆……。
今週どうなるかと思いましたら、オカリンの独白と数枚のシーン・イラストで軽く済まされてしまいました。
いや、ある意味、ほっとしてますよ。
おそらく原作のゲームでは、プレイヤーの選択に応じて、まゆしぃ☆が様々な形で死を迎えるというドツボなルートだらけなのでしょうね(あの手この手での殺害方法をあれこれ考えセッティングした原作スタッフは鬼かよっ)。
ですから、ほっとしているのです。アニメで数週間に渡って延々と鬱展開されては、たまりません。
某“8”を八週に渡り、しつこくしつこく繰り返して視聴者をうんざりさせ、しかも自画自賛している厚顔無恥な某京アニのような非常識さは、こちらのスタッフさんたちには、なかったようで。
数えきれない絶望を繰り返したオカリンがブチ切れ、とうとうタイムリープを壊そうとまで、というのは実にリアルで鳥肌立ちます。
脳ミソ崩壊して当然ですよ。
延々繰り返してもブチ切れることなく、代わりに精神が老婆化した梨花ちゃま。
繰り返すごとにスキル・アップし、心身共にどんどん強くなる、ほむらさん。
どっちも(無理をしているとは言え)常人ではありませんからね。
対するオカリンは本当に“ただの人”ですから。
「組織」やら何やらを、“ごっこ”で演ずる単なるヲタクですから。
先週、早々にオカリンが未来から来たことに気づいた助手ですが、彼女が今回、事態を理解してくれたのが大きいですね。
オカリンにとって、最も頼りになる存在です。何せ天才ですから(しかも何? あの萌えパワー全開ぶりは)。
そして、もう一人の強い味方。
先週のAパートで、バイト戦士くんが、マジでただ者でないことは確定してました。
しかし、よりにもよって搭乗型のアレを持ち出してくるとは……まさかやるとは思ってなかったですよ、これを。
彼女の正体も、まさかそんなベタをするとは思っていませんでした。逆を取られましたなぁ。
(あの真空管式インジケーターは欲しいぞ)
とにもかくにも。
まゆしぃ☆が助かってくれれば、それでいいですよ。ええ。
余談ですが。
眉一つ動かさず片手撃ち一発で人を射殺できる萌郁はともかく、その手下たちが、あまりプロっぽくないんですよね。
雑居ビルへの突入に、あんなデカいサブマシンガンを携えるとか、ありえない(素人であるラボメンに対する威嚇のため、という解釈もできますが)。
縛ったオカリンに逃げられたり、通行人に邪魔されたりしてますし(こっちは、そうしないとストーリが進まない、という事情がありますが……)。
萌郁の属する組織の性質がイマイチ判りませんな。