淋しい時代なんですかねぇ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190915-00206383-bizspa-life

 記事ではなく、それに付けられたコメントね。
 コメント大半の趣旨は「ファミレスは仕事場ではない」とのこと。ゆえに記事に否定的。
 この流れがもうね。今の日本は日本じゃないのかな? と感じたわけです。

 それこそ昭和、レコードを買うお金もライブに行くお金もない音楽好きがジャズ喫茶に珈琲一杯で延々居座るなんてのは普通の光景でした。
 また、作家さんや漫画家さんが喫茶店で延々と仕事をするのも普通のことでした。こちらは手書き・手描きがPCになり、世にファミレスが定着した平成でも継続してた。
 なのに「ファミレスは仕事場ではない」で切って捨てられる時代ですか……嗚呼、日本は、どこまで冷たい国になるのやら。
 平成不況や規制緩和のせいで苦しくなった個人経営店は仕方ないと思いますよ、長っ尻排除の方向に傾いても。でも、大きな店で、そこまで厳しくしなくても、と思うんですよねぇ。まあ逆に、大きな店ほど経済理論で動くからお客に厳しい、ということはあるのかな?

 記事で見る限り、店側は「ファミレスは仕事場ではない」と言っているわけでもないし、追い出したわけでもない。ただ、中途での一旦の会計を求めただけで。なのに、あの「ファミレスは仕事場ではない」コメントの群れ。
 否定してる連中って、見た目はともかく魂が日本人じゃないのかもな。

 いや、珈琲一杯で数時間もの長居を推奨しているワケじゃないのよ。
 ただ、そういう行為を黙認するのが、かつての日本にあった余裕だと思うと、今は悲しく冷たいギリギリの時代なんだなぁと残念に思うんですよ。ええ。
 ジャズ喫茶に長居してた貧乏学生だって、心の中では店の人に申し訳ない気持ちもあったと思いますし。で、そういう人が出世したら、そのお店に、ささやかでも恩返しするのが昭和の日本。
 持ちつ持たれつ。そんな日本は、どこに消えた?

(旧暦 葉月十七日)

 内閣改造より台風被害への対応が先だろ。

 と著名人のかたがたの発言が出てますが。
 本当に、そのとーり。
 でも、安倍には、それが判らない。と言うか、苦労知らずのボンボンにとって下々の暮らしなど、どうなろうと知ったこっちゃない。

 にしても呆れたのは環境相
 育休宣言してますが、前もって育休することを決めてるのなら大臣職は固辞するのが当然でしょ。
 世間の声は「大臣が率先して育休を取ることこそ大事」となってますが、違うと思う。
 議員が辞めずに育休するのは問題ない。大臣になった後に状況が変わって育休が必要になったのなら、それも問題ない。
 でも、今回のは育休を決めていながら大臣になるという。これはダメでしょ。大臣職ナメてるだろ。閣僚なんてのは緊急時に招集を受ける立場なほどに重要なポスト。なので、少なくとも近々に長期の休みを決めている場合、そもそも任命を受けるべきではない。
 さすが、中身カラッポでポリシーのないパフォーマンスだけが売りの軽薄議員だな。「日本は堅くて古い」だと? なら、あんたが好きなニュージーランドにでも移住してくれ。止めやしないし、真っ当な日本人は誰も困らないから、どうぞどうぞ。

 あんなのを入閣させる安倍は、内閣すらも軽視しているということです。
 お山の大将でいたい無能は、周囲を自分より馬鹿で固めるものですからね。

 お隣の半島国家のことを笑ってられねーぞー。
 あんな内閣で大丈夫かー?
 文春砲に期待するしかないのかー?

 真剣に日本の将来を考える、なおかつ頭の良い政治家ってのは、いないのかなぁ。
 いてもらわないと困るんだけどなぁ。

望、三隣亡 (旧暦 葉月十六日)

 お国の事情で仕方ないのかもしれませんが。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000077-jij-asia

 実のところ、この学生さんのセンスは正しいのです。
 初代ウルトラマンをデザインなさった成田亨さんは、まさに佛像をモチーフとしてウルトラマンの顔を造形されましたからね(ただし、ウルトラマンに決まる前、ボツになったレッドマンは鎧武者がモチーフだった)。
 そして、ウルトラマン(初代)という存在も神もしくは神に近いものとなっていました。だから科特隊に対しても、やや上から目線と言うか、優しく見守る感じだった。
 これは最初から戦闘スーツを意識したデザインで、ウルトラ警備隊の仲間という立ち位置で、隊員たちとタメでやりとりしてたウルトラセブン(ダンとしてでなく)との大きな違いです。

 まあ、日本のバラエティー番組では普通にやってたイエスさんをいじくったギャグも、欧羅巴諸国では、たぶん叩かれるでしょうし。
 今回の絵画に対する反応は、厳格な佛教国では仕方なかったのかなぁ。

 て言うか、これで批判されるべきは展示するかどうかの決定権を持つ展示会の運営でしょ。運営が「問題がある」としてボツにすれば済んだ話なんだから。
 運営を飛び越して、描いた学生さんが謝罪に追い込まれるなんて狂ってますよ。本人がネットにアップでもして炎上したならともかくね。
 この件では絵画を買い取った実業家がGJ。格好良い♪

 日本は神社佛閣だけでなく教会も寛大で、いいですね。
 モスクは、いじるとすぐに噛みついてきそうで怖いな。(;^_^A

十五夜 (旧暦 葉月十五日)

 先月末に、かの神調教で知られるボカロP、Mitchie M さんが新曲『リングの熾天使』のMVを公開されたのをご存じのかたも多いことと思います。
 いや面白いの何の♪ 熱い展開に燃えましたとも♪♪
 実に一年七ヶ月ぶりなんだそうで……え? 『大江戸ジュリアナイト』から、もうそんな経ってる!? いや、『ジュリアナイト』は、もっと前か。
 あー、ハチさんが記念の意味で『砂の惑星』を公開された初音さん十周年から、もう二年経ってますからねー。そうかそうか、そんなにか。
 初音さん自身は鬼太鼓や歌舞伎とのコラボで、それなりに活動継続中ですが。それでも全盛期と比べれば、えらく静かになったものですボカロ界。あれだけ出まくってた初音さんのフィギュアも「雪」と「レーシング」が意地(笑)で毎年リリースされてる程度だし。
 そんな“砂漠化”した中、今でもボカロ新曲を出してくださる Mitchie M さんというオアシスには Web の片隅から、ささやかなエールを贈らせていただきます。楽しい曲とMVをありがとうございます。

 にしても、まさか KAITO が、あんな自然に喋れるなんて!!!!

八せん始め (旧暦 葉月十四日)

 学研『大人の科学』の人気号が「ベスト・セレクション」の銘で再販されてますね。
 第一弾がプラネタリウム、第二弾が二眼レフ
 これが続くとして次に何が来ますかね。
 個人的には、真空管ラジオとギルド・クロック(棒天符式時計)と和時計を復刻してほしいです。出たら買います。

そして今月も恐怖の時間が……

 巷では「悪意のある update」だの「悪意のこもった update」だの「悪意しかない update」だの言われている Windows Update
 今月も、やらかしてくれたようで。

http://blog.livedoor.jp/nichepcgamer/archives/1074958041.html
(「ニッチなPCゲーマーの環境構築」さんの記事)

 MSの推奨する順番で入れるとPCが致命傷を負うという KB4516655 の芳しさが素晴らしすぎます。

 XP のときにも散々ありましたからね。
 これはMSが 7 を捨てさせるべく破壊活動していると妄想しても怒られないレベルではないでしょうか。
 そうでないなら、今のMSにはOSを管理する能力が欠けていると言わざるを得ません。車とかならリコールの嵐ですよ。会社つぶれますよ。
 10 でも毎月毎月、不具合発生のようですから、能力欠如説が有力ですかねー。困ったもんだ。

二百二十日 (旧暦 葉月十三日)

 来ましたね♪

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190911-00010589-besttimes-life

 20世紀の名銃の一つで、第二次大戦で活躍した銃でもあり、戦後も人気の銃。
 設計は記事にもあるとおり、ジョン・M・ブラウニング。つまり、この銃はガバと姉妹関係にあるワケ。
 マガジンがダブル・カァラムであることやトリガーの位置から、ダブル・アクションと誤解する人も多いのですが、これはシングル・アクション。昔、月刊『Gun』誌のリポーター、ターク・タカノ氏が「もしもダブル・アクションだったら完璧な銃」と評されてましたっけ。
 基本型はタンジェント・サイトに着脱式ウッド・ストックという当時の流行仕様。命中精度が C96 並みに高いとは思えませんけどね。でも、平和な時代には、こんなシステムも楽しく遊べる要素でしょう。
 後にFNから改良型……と言うかフル・モデルチェンジかな。ダブル・アクション化したハイパワーDAなる銃も出てきましたが、何かパッとしないのは、なんでなんでしょうね。やっぱり、ブラウニングの設計じゃないからかな?
 ハイパワーDAとは別に、BDA(Browning Double Action)なる拳銃も出たけど、こっちは SIG/SAUER 製で P220 に近いそうで。この頃のブラウニングの名を持つ銃は何とも、ややこしいのです。
 マルシンが金属製モデルガン時代からハイパワーをモデルガン化してますが、ABS製はヴァリエーションが多くて多くて。つまり、それだけタイプが多岐に渡るんですよね実銃のハイパワーも。出来の良い欧州銃は自国だけでなく近隣国の公用にもどんどん売れるから本当に仕様とか刻印とか複雑で。
 けっきょく、これのモデルガンは未だに買えずにいる。次の再販は、いつになるのかなぁ。そのとき、お金あるかなぁ。