高山山王祭 (旧暦 弥生六日)

 ジャック・オー・ランタンの顔をあそこまでリアルにせんでも……。
 魔除けどころか、幸運の神様も逃げるわ。

 ドライアドの生態もホント巧みに設定したよなあ花粉を含めて。

 センシは大誤解をしている。
 チルはなあ…………。

 センシの「若い者には飯を喰わせなければ」という焦りは、過去の経験からで。
 あれ知ってると、センシの必死さを大袈裟だの意固地だの年長者のプライドだのと笑うなんて、とんでもないんだよなあ。

 マルシルの治癒魔法講座は。
 ライオス→センシは、まあコントですが。
 ライオス→マルシルは地味ながら本当にリアルな描写で、原作者の底力が垣間見えます。

「漬物石」は原作でも屈指の傑作ギャグ回ですわな♪

三隣亡 (旧暦 弥生四日)

 自分の中で「四横綱」と言えば。
 平成初期の、千代の富士北勝海大乃国旭富士
 と。
 20世紀末の、曙、貴乃花若乃花武蔵丸
 の二つなんですよね。

 昭和末期のは、後の「スポーツ冒険家」が、お話にならないレベルだし。
 平成末期は二名が大問題児なので、これまた論外。

 千北大旭のときも良かったんだけど。
 大乃国関はフル出場で負け越すという不名誉記録を残した。
 旭富士関は、申し訳ないけど、強いという印象が残っていない。
 この時代は九重部屋一強な感じでしたからねぇ。

 曙貴若武の頃は本当に土俵が充実していたと感じます。
 特に、曙×貴はガチンコで♪
 曙関がね、同期の若貴に凄いライバル心を持ってて。
 おかげで、令和の今では想像もつかないほどの真剣勝負が展開された。

 実際、強かったですよ、曙関。

 つーか。
 あれだけ大活躍、協会に貢献した横綱にちゃんと引退後の席を確保してやれない協会って何なんですかね(怒)。

 曙だけでなく若貴も協会に残っていて理事会に入ってたなら、今の腐った協会とは別物になっていたことでしょう。
 残念でなりません。

 同郷の先輩である大関小錦を寄り切った後に一礼したのが印象に強く残っています。後が無かった小錦関は、この直後に引退しましたっけ。
 別部屋ではありますが、これも「恩返し」でしたね。

 ただ、脚の長い人ですから、相撲のあれこれが辛かったんじゃないかな。
 土俵入りも、体重の負荷が、見ていて厳しそうでした。
 膝の軟骨が、ほとんど磨り切れてしまってたという話も。
 なので、廃業後にプロレスに転身しても、なかなか上手くいかなかった。

 晩年の闘病生活も、遡れば相撲部屋の生活が原因だったのかもしれません。
 そう思うと、やはり大相撲も時代に合わせて変化すべきではないかと。
 若い力士の体を壊してまで目方を増やすのは時代遅れすぎます。
 軽量力士が土俵上で技の応酬でも、充分に観応えあると思います。
 立ち合いのぶつかり合いでの体重による有利不利は、もうルールから考え直そうよ。



 合掌。

(旧暦 弥生三日、上巳、山遊び、磯遊び)

 
 『ふぁん』ばってん少女隊
  BATTEN Records BTRC-1001


 買い物で訪れた店内に流れていた曲が気になって調べたのが早、三年前とは。
 びっくりだ。

『OiSa』が収録されたアルバムです。
 これ、見つけたときは品切れで、インディーズ・レーベルなので、しばらくは重版無理かなあ、などと諦めて放置して、そのまま忘れてたんですよね。
 で、こないだ何となく思い出して見てみたら在庫があったので即行ポチる。
 実に三年越しで手に入りました(笑)。

 うん。
 良い。
 PCのスピーカから聴くのとではダンチ。

 これは他のアルバムも買わにゃあかんか?

(旧暦 弥生二日)

 長年、運命的出逢いとか奇跡的生還とか天才的犯罪者とか宿命的因縁とかとかとかみたいなものでお茶を濁し続けてきた『アンビリバボー』に、本格的に不可思議現象ネタが帰ってきましたが。

『何だコレ』と、どう差別化するつもりなのかなフジ。
 事実、今日流れたUFO映像って、すでに『何だコレ』で使ったものだらけですからね。
 しかも、両番組ともゴールデン時間帯。
 違いは雛壇芸人の顔ぶれだけ。

 ネタ被り以外の何物でもない。
 それとも、以降の『何だコレ』から不可思議ネタを削除するのかな?
 つーか、むしろ今の、不可思議現象と三面記事的事件という全然別ジャンルをムリクリ組み合わせた構成は、テレ東の『マル秘衝撃ファイル』とモロ被りですわ。
 同じ局に同系統の番組は二つも要らねえし、同じ時間帯に同色の番組も二つは要らねえよな。


 競馬の「ミラクルおじさん」について。
 タイムトラベラー説だけは成立しませんよ残念ながら。
 未来にて、過去の記録からレース結果を仕入れて、それを元に過去に跳んで超大人買いをしたら、その時点で世界線は変化します。未来からの干渉ですから。
 実際、単勝をレース前日に一千万円越えの爆買いしたことが記事になって世間の話題になってます。それが各方面に影響しないはずはない。騎手や馬の関係者も影響されますし、ライバル馬の関係者たちも同じく。レース展開に変化を生ずるのがあたりまえ。未来人が見た記録通りにはなりません。例えば、オッズだって爆買いのせいで変化したわけですし。
 目立たない少額の買い物なら水滴の波紋程度で済みますが、大金の動きを注目された時点で大波が発生します。
 預言者、予知夢、メッチャ当たる占い、念力、あるいは当たりのほうから寄ってくる体質の某帝愛会長などのほうがまだ説得力ありますよ。
「タイムトラベラーだ」と断言したあの、『何だコレ』にも出てた“専門家”は信用ならないですね。あれは何も考えていない。

朔、一粒万倍日、不成就日 (旧暦 弥生朔日)

 
 『姫様“拷問”の時間です 14』
  春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス


 バニラちゃんは可愛い。
 ちゃんと本編にもバニラちゃんが出てるので、前巻のアレは許す。

 ゴルゴン力ってのはあれか?
 漆黒力の親戚か何かか?

 拷問コンテストってのも意味不明ですが。
 優勝コンビって何ですか。拷問官と捕虜ってコンビだったんですか。

 つか、出るの早くね?
 前巻との間が、あんまりなかった気がしますが?

 まあいい。